焙煎ユウタロウ

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焙煎ユウタロウ — 30代後半ゲイ、医療職 日常や気持ちを書いてます 仕事・恋愛・健康、 日々の中で考えたことを、そのまま言葉にしています。 たまに長めのエッセイも更新します。

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  • 30代後半で、まだ一度も彼氏がいない。
    30代後半で、まだ一度も彼氏がいない。

    先日、知り合って間もない友人と飲んだ。飲み会で知り合って、なんとなくインスタグラムでやり取りする中で、自然と連絡を取り合うようになった人だ。まだお互いのことをよく知っているわけじゃない。それでも不思議と、話しやすい人だった。お酒が少し入ってきたころ、彼がぽつりと言った。「俺さ、一度も彼氏できたことないんだよね」笑いながら言っていた。でもその笑顔の奥に、何年分もの諦めみたいなものが滲んでいる気がして、僕はすぐに言葉が返せなかった。彼は30代後半。穏やかで、話をちゃんと聞いてくれる人だ。身なりもきちんとしているし、優しさが顔から滲み出ている。「出会いがないわけじゃないんだよ。気になる人もいるし。でも、その人も奥手で、なかなか進まなくて」気になっている相手がいる。でも、お互い奥手で、距離が縮まらない。話を聞きながら、僕は内心少しもどかしくなっていた。僕自身はどちらかといえば勢いでグイグイいってしまうタイプだから、「好きなら伝えればいいじゃん」とつい思ってしまう。でも、それが難しい人がいることも、頭ではわかっている。わかっているけど、やっぱりもどかしい。気持ちが伝わらないまま、時間だけが過ぎていく。その焦りと、諦めの狭間で、ずっと立ち止まっているような感覚…想像するだけで、胸が少し痛くなった。ゲイの恋愛は、思っている以上に孤独だ。周りに同じ境遇の人が少ない。家族には言えない。ノンケの友達に恋愛の話をしようとすると、まず「カミングアウト」という壁がある。だから、好きな人ができても、誰かに「どうしよう」と気軽に相談できない。ひとりで抱えて、ひとりで悩んで、気づけば機会を逃している。そういうことが積み重なって、30代後半になっていた。そういう人が、きっと少なくない。「この歳になると、相手にも条件ができてくるじゃん。若い子がいいとか、見た目とか、収入とか。俺もそういう目で見られてるんだろうなって思うと、なんか……疲れる」疲れる。その一言が、すごく僕の心に残った。恋愛って、本来は誰かと一緒にいたくて始めるものなのに、いつの間にかスペックの交換みたいになっている。それはゲイに限った話じゃないけれど、ゲイの場合はもう一層、辛さが重なる気がする。好きになることさえ、どこかリスクに感じてしまう。その辛さを、誰にも話せないまま抱えている人が、どれだけいるんだろう。帰り道、彼のことをずっと考えていた。僕には、アドバイスなんてできなかった。「好きって言えばいいじゃん」とか「当たって砕けろ」とか、そういう言葉がどれだけ的外れか、なんとなくわかっていたから。ただ、彼が誰かとちゃんと笑っていられる日が来ればいいと、それだけ思った。奥手でも、不器用でも、30代後半でも。そういう人が、報われてほしい。そういえば、僕自身も長く「支える側」だった恋愛がある。5年間、ずっとそばにいた。彼が少しずつ元気になっていくのを、誰より近くで見ていた。でも——元気になった彼は、いなくなった。その話は、別の記事に書いたから、もしよかったら、読んでみてほしい。

    2026/06/01
  • エイプリルフール、嘘をつくって難しい。
    エイプリルフール、嘘をつくって難しい。

    年度末のバタバタでしばらく投稿できずにいました。そうこうしているうちに、新年度。

    2026/04/03
  • 苦手な誘われ方
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    だんだん暖かくなって、知り合いからの誘いが増えてきた。飲み会やらお花見だそうだ。

    2026/03/02