広がる縁市

「縁市~えんにち~」という企画を立ち上げてちょうど一年程が経過いたしました。 最初は珈琲寄席。 珈琲と落語のコラボレーションをやってみようか？と焙煎家のフミオさんと話していた矢先、某大手珈琲喫茶店ブランドが同じように「オリジナル珈琲落語で寄席を開催」というニュースが！ いつもながら、こういうのとぶつかるんですよね〜

サクラ特急

サクラってね、特急じゃないです？ 広い視点で見ると、循環してるんだけど、 とあるタイミングで、わっ！で咲いて、春の突風の中に消えていく

イタリアのオペラと落語

"このオペラを落語風な演出でお願いしたい"

沖縄で彗星と

那覇公演の作品は「天狗星(てんぐぼし)」というタイトル。 なぜこの星を選んだのか？ 天狗星とは？ "古代、中国の流れ星に対する解釈はバラエティに富んでいて、とりわけ音の出る流れ星を「天狗」と呼んで恐れた。それが日本に伝わり、飛鳥時代の637年（舒明天皇9年）に天狗を見たという記録が『日本書紀』に残されている。" 音を出して落ちてくる星「流星」を「アマツキツネ」と呼んでいたり、彗星のことをそう呼んでいたりと、天文学の知識がなかった頃は一括りだったのかもしれませんね。 今回は「彗星」の話にしました。 構成としては「序破急」 大阪と東京を別時間軸の登場人物として描きながら、その二つを繋ぐのが劇中劇である今は亡き登場人物の書き記した作品である。 その未完の作品を、各時代の役者たちがそれぞれの想いで読み進める中、作家である男の想いが浮かび上がってくる？！というストーリー。

ご相席は続くよどこまでも

ご相席というプロジェクトが立ち上がったのは、2016年ごろ。 小さな喫茶店のスペースを活かしたイベントができないか？というご相談から全てはスタートいたしました。

theLOBBYTOKYOという場所

2024年に出来上がったtheLOBBYTOKYOという場所について、振り返ろうかと。 パディントンにあるホテルのロビーに着想を得たLondonerなカフェをアパレルブランド「KAEN」がプロデュースして、吉祥寺の中道通商店街に誕生いたしました。 地元のお客様やKAENのオンライン顧客の皆様に少しづつ、愛される場所になっていければなぁと。 現在は主にそんなお客様と、後はなぜか海外のお客さまに多く来ていただいているようです。 「ヨーロッパのお店みたい！」 「韓国のお店みたい！」 「海外っぽい！」 「ニューヨークっぽい！」 など、一応日本ぽさはないようで、コンセプトは伝わっているんだと安心をしております。よ。

the LOBBY TOKYOの年明け

12/29〜1/2 これは久々の我らの休息日である。

25周年だ

ロンドンから戻ってしばらくして、ステージを捨て、場所を問わずお客様と演劇世界を共有して楽しむコベントガーデンクラブをスタート、やりたいことを突っ走り始めて、しばらくした頃、大阪の地でスタパを立ち上げるチャンスが巡ってきました。

2024年振り返りnote

2024年晦日のnote

晦日のnoteということで、おそらく多くの方々が行なっているであろう【振り返り】を実施したいと思います。

the LOBBY TOKYO

この冬、吉祥寺に店舗を持つこととなりました！ その名も「the LOBBY TOKYO」 いかがその店舗の紹介文です！

地域と私

最近地域という言葉が心に染みる。 ぼくはなんだか根無草のように、長崎・大阪・京都・ロンドン・東京と点々としながらも芝居という縁を紡いで楽しく生きてきた記憶しかない。

マインドフルネスの力(チカラ)

マインドフルネスという言い方が正しいのか。 僕は普段いろんなことを並行で動かしているというか、いろんな作業を同時進行で実施している都合上、おそらく精神が疲労することがあるようでして、たまにマインドフルネスというか、精神集中、精神解放、もしくは、何も考えずに作業することをやったりしているのです。

名古屋で芝居をしてきた

もう7月のことになるのですがね。 人生で初めて、名古屋の地でお芝居の上演をさせていただきました。 連日満員御礼問い感じで。 初めての土地でも北村スタイルの芝居をお披露目できたのは嬉しい限りのことでございます。

珈琲寄席開催報告

先日、予告させていただいておりました通り、「珈琲寄席」なるものを開催してまいりました！ 今回はその報告と感想を。

カフェというコミュニティーHUBを活かそう

Starbucksって広がりましたよねー。 コメダ珈琲も今や全国ネット。 その他もちろん、タリーズ、ドトール、サンマルクカフェ、ベローチェ、いやはやチェーン店だけでもちょっと歩くとカフェに当たります。

絵本の読み聞かせ

絵本は好きですか？ 僕は好きでした。

 田植え体験

人生50年にしてもまだ、未体験のものは数多く。 これもまたその一つである。 「田植え」 毎日ありがたくいただいている米の話なのに、実際にその栽培の現場には立ち会ったことがなかった。 もちろん、５月の水田や、１０月の稲穂の風景は原風景の中にしっかりと閉じ込められていますよ、お米の国の人だもの。 が、しかし、実際に自分で苗を植え込んだことなどなかったわけで、そのチャンスにしっかりと手を挙げた。

落語後記

先日のロカビリー寄席の報告やら何やらを。 年に一回は出演させていただいております【本郷ロカビリー寄席】。 こちらは、カフェ「ラブミーテンダー」さんと言う素敵な場所で開催される【笑点】のようなイベントでございます。

絵を描くということ

50の手習、第二弾は絵画製作です。 僕は昔からちゃんと絵に向き合ったことはなくて、もっぱらアプリで製作するのがメイン。

魚沼市の素敵

”魚沼”と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか？ きっとスーパーに行くと必ず魚沼の名前がついているアレ、そう「コシヒカリ」。 米所の一つである町ですよね？ 僕が最初にお邪魔した魚沼市の施設はまさに、「米」と関連の深い醸造所「魚沼醸造」さん。 有名なマルコメさんの製品を作ったり、オリジナルで麹アイテムを作っていらっしゃいます。 ２階のカフェでは、雄大な八海山の風景をバックに麹のお勉強もできますよ。 個人的にはここで、クラッシック楽団と一緒に読み聞かせイベントや、落語なんかをやりたくなりました。 何せ、たくさんの絵本がテーブルの横に並んでいたり、雪を湛えた八海山が大きなガラス窓の向こうにドーンと見えるものですから。

福島にいってみつけたこと

先日ご縁があって、福島県葛尾村に足を運びました。

体験型マルシェ実施報告

先日2024/3/24体験型マルシェ「TheLOBBYTOKYO」第2回を新宿にて開催いたしましたよ。 まだまだ生まれたての試みですので、どうなることやらという感じですが、述べ100名を超えるお客様にご来場いただき、それはそれは素敵な日曜日の午後となりました！

凱旋上映会

先月のロンドンでの受賞式ののち、ようやくの凱旋上映会が大阪で叶いました！

春の訪れ

2024年春 今年も桜の季節がやってまいりました。 何度かの寒暖の波が過ぎて、桜並木の枝も心なしかピンク色。 そう、もうすぐこの景色が今年も見れますね。 年に何度かの風物詩はあるものの、僕の中ではやはり桜の風景はひとしおの面持ちがあります。 一つの人生で、何度この桜を見ることができるのか？とか考えると、ちょっと切なくなったり。その切なさと共に、この今という時を精一杯生きなければならないと思えるキッカケにもなる。それがこの「春」「桜」の季節です。 「梅は咲いたか桜はまだかいな」 「江戸小唄のこの歌詞には続きがあるって知らなかったんですが 梅は　咲いたか桜はまだかいな　柳やなよなよ風しだい 山吹や浮気で　色ばっかりしょんがいな あさりとれたか蛤やまだかいな　鮑くよくよ片想いさざえは悋気で　角ばっかりしょんがいな 柳橋から小船を急がせ舟はゆらゆら波しだい　舟から上がって土手八丁吉原へご案内」 つまり、春から初夏への移り変わりを謳っているんですよね。 花とグルメ、日本らしい目と舌の風景です。

シャンソンの話

50の手習ってありますよね？ むかしは人生50年と言われていました。つまり死を眼前にして、何かをしたい、何かを習う、勉強してみたいという意味で、いくつになっても学ぶことは大切ですよ！というさとしだったのか？ というわけで、50にして、新たなる挑戦をするのです。 約10年前の僕は40の手習を始めまして、現在も続いている習い事、それは「落語」です。 では？50の僕は何に挑戦しようとしているのか？ はい、タイトルの通り、「シャンソン」ですよ。

縁市に向けて

構想中の「縁市(えんにち)」について、色々形にするために奔走中。 まぁ、でも見せられるものはすでに発表してきていたりはするのですが、 それは舞台の発表の場でもそうですし、落語の寄席の際にもそう。 その場所には、芝居をする表現者だけがいるわけではなく、演奏をする人、歌を歌う人、写真を撮る人、絵を描く人、お茶を入れる人、料理を振る舞う人、 そうなのです、もう僕は25年前から、この「縁市」のプロトタイプを実践しているのです。 というわけで、やることはひたすらに、素敵な表現者の人たちと繋がること。

日本の劇作家・演出家・映像作家・仕掛人
活動40周年を契機に過去の作品や、これからの企画、日々の発見などを備忘録の塩梅で書き綴ります。
自らが代表を務める各団体の活動報告もここに
●太陽デザイン株式会社代表◯

北村勢吉

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