マイチョベのボディ

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  フレーフレー人生

  先日インスタグラムを眺めていたところ、チャーミングなお母さんのかわいい失敗をネタにした漫画が『おすすめ』で回ってきた。どこかで見たことあるな……とその絵を見てうんうん唸っていたら思い出した。<br>そうだ、これは私が二十歳そこそこの頃、毎日更新を楽しみにしていた絵日記を描いていた方の絵だ。確か面白いお母さまと同居していて、お母さまのズッコケ話がメインコンテンツにしていた。<br>二十数年ぶりの再会に思わず顔がほころぶ。いつの間にか更新を追わなくなってしまったが、この方は今も絵日記に描いてらっしゃったのか……お元気そうで何よりだ。そう思いながら最近の投稿を見ようとプロフィール欄から現在のブログを拝見したところ、メインコンテンツは『母のズッコケ話』から『母の看取り』にシフトしており、今回私が拝見した漫画も『生前の母』ネタであった。<br>唖然とするほかなかった。あんなにお元気そうで活き活きしていたお母さまが亡くなってしまっただなんて……古い友人の訃報を聞いたようなショックに襲われる。だが、よくよく考えてみれば私が拝読していたころから二十数年が経過しているのだ。当時お母さまが五十代半ばだったと考えれば、八十歳前後になっていてもおかしくはない。平均寿命より若いとはいえ、何が起きてもおかしくない年齢ではある。そうか、それだけの年月が経ったのだな……と思わず遠い目をして虚空を見つめた。

  2025/05/24
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  自己紹介｜初めてのnote

  はじめまして。ポッドキャストを聴いてくださっている方はこんにちは。<br>四十代のゲイ男性、『ボディ』と申します。体重百十五キロです。<br>普段は『毎日チョベリグ』というタイトルのポッドキャスト番組を週一回、<br>パートナーの『けたお』と一緒に放送しております。

  2025/04/29
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  エマージェンシー竹橋（ポッドキャストVol.73関連）

  四月の曇天の東京。私は脂汗をかきつつ腹部から肛門にかけて走る鈍痛に時折「うッ……」と呻きながら、私は連れ合いのけたおと竹橋駅の階段を上っていた。季節外れの冷たい風が吹く中、脂汗が額から滴り落ちる。なぜこんなことに……私は、自分が現在置かれている状況を反芻するかのように、今日にいたるまでの出来事を思い出していた。

  2025/04/29