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- ボーイフレンドがメディアの流れを変えたと思う理由
ボーイフレンドを見て僕が一番感動したのは「恋」そのものよりもそれを扱う“まなざし”でした僕が小さな頃からテレビの世界では同性愛者は「笑い者」として扱われていました。テレビに出るために自ら笑い者になり過剰な「オネエ」を演出してきたタレントは沢山いると思います。僕はその人たちを否定しません。オネエタレントがいたから僕らが市民権を得つつあるのも事実です。でもその存在はお茶の間に広がり「同性愛者=笑い者」という潜在意識が育ち、カミングアウトができなかった人やいじめの対象になった子供がいると思います。是枝裕和監督の映画「怪物」にもそのようなシーンがありました。自分のセクシュアリティに悩む少年の母親が、テレビに映ったオネエタレントを真似しておちゃらけるシーンがあります。悪気のない行動でしたが、少年には「僕は笑い者なんだ」という気持ちが宿った瞬間でした。短いシーンですが僕には強く印象に残りました。メディアの力はとても大きいですだからこそ人権に関する題材は丁寧に扱わないといけません正直に言うとボーイフレンドのシーズン1を見る前は少し抵抗がありました。ネットフリックスがボーイズをどう調理して美味しく仕上げるかわからなかったからです。でも勇気を出して見ると、ボーイフレンドのスタジオの皆さんは彼らの行動を茶化すことはあっても、セクシュアリティを笑いにすることはありませんでした。いつもフラットな目線でボーイズの成長を見守り、ときには自分自身が学んだり共感してコメントをしています。
2026/01/24




