最新のブログ記事

ビヨンセ姐さんが背負ったもの
2025/07/09
藤田哲平

ビヨンセ姐さんが背負ったもの

17の回では2023年のグラミー賞からビヨンセの話をしました。81年生まれの僕はビヨンセとタメです。ブリトニー、パリス・ヒルトン、安達祐実ともタメです。

Pocketからおすすめの過去記事を100個、振り返ってみた (前編)
2025/07/08
世界のねじを巻くブログ

Pocketからおすすめの過去記事を100個、振り返ってみた (前編)

昔ブックマークした良記事まとめ 2025年7月8日にあの「Pocket」がサービス終了。 2年前ぐらいにRaindropへ移行してから、「そういえばポケットでどんな記事保存してたっけ?」とふと思ったので、この機会に振り返ってみることにしました。 www.nejimakiblog.com 僕がPocketを使っていたのは2014年から2023年末ぐらいなので、ちょうど10年分のブックマークがまるまる保存されている感じ。 Raindrop.ioに移行した「Read it later」な記事を、日付逆順にソートして、2014年の記事から振り返っていこうと思います。 各年それぞれ10記事ずつぐらい選ん…

オマケ人生のススメ
2025/07/08
藤田哲平

オマケ人生のススメ

16の回では健康とは何かについて話しました。「健康でいたい」という漠然とした願いから「僕にとっての健康とはどんな状態」かを考えた回です。

ごー♡うえすと 4
2025/07/08
あたみん

ごー♡うえすと 4

西へ行こう<br>(一緒に) 海辺の暮らしを楽しもう<br>(一緒に) 学び、教え合おう<br>(一緒に) 生き方を変えて<br>(一緒に) 働いて努力をしよう<br>(愛してる) 君も僕を愛してくれているはずだ<br>(君が欲しい) 反対するわけがないよ<br>(だからこそ) 何も異論はないよ<br>(君が言うなら) 後はすべてを君に任せるさ<br><br>コウキ<br><br>「あれ?このオッサン見覚えがある。でも、客の一人では無い…な。<br>俺、寝た男はほとんど忘れないから。<br>でも、何処かで会ったよな?思い出せないけど」と頭の中で自問自答しながら、「ありがとうございます」と目の前にグラスを置かれたら断り様がないシチュエーションに、軽く口角を上げていつもの笑顔を作ってお礼を言った。<br>「さっきからの流れだと、どうせカズトのファンの一人だろ?」と笑顔を崩さないまま心の中で俺は毒づく。<br>しかし、どいつもこいつもカズトカズトカズトとのオンパレードだ。<br>いい加減聞き飽きるわ。ゴーゴーの一人や二人消えたからって何だって言うんだ。<br>カズトがいなくなって周りのゴーゴーたちもマジ内心はホッとしてんだろ。アミカのコンサートの出演オファーだって最初は俺にきていた案件なのに、後からカズトが全部持っていった。おまけにMVまでちゃっかり出ている始末。何なんだよ!マジ最悪!<br>この半年でゴーゴーの頂点?あんな奴のどこが良いんだよ。<br>カズトが現れなかったら俺たちのバランスも取れていたし、宗だってあんなふうにならなかったんだ。<br>今ここにいるオッサンだって、どうせカズトに入れ込んで捨てられた内の一人だろ?<br>だいたい未練がましいんだよ。何、思い出に浸りに来てんだよ。<br>カズトが行き先を知らせないのはオッサンに興味がなかったってことだろう?いい加減現実を見ろよ!と、俺は笑顔を作りながらそんな風に思っていた。<br>「お客さん紹介するわァ。この子はコウキよ。カズトと同じゴーゴーでェ~一緒にアゲハで踊っていたの。そうそう、台北やバンコクのイベントにも一緒に行っていたわよネ?」<br>「僕の方が二年位キャリアは長いですけど、カズトはあのルックスなのでいきなり入って直ぐにセンターの扱いでしたよ。もちろんご存知だと思いますけど」と軽い嫌みな言い方に自分自身が少し驚く。<br>オッサンは唇を歪めて苦笑いをしている。<br>「あっ、でもしょうがないことです。この世界は見た目が全てで、カズトがスペシャルなことは誰もが納得している事実ですから」って、俺、いったい何フォローしてんだろう?本当にいつも中途半端な態度しかできないよな。子供の頃から相手の顔色ばかり見ちゃうんだよ。<br>どうでもいいはずの相手なのに、目の前のオッサンの左の眉毛が下がってきたのが少し寂しそうに感じてしまったせいだ。<br>「でも、どこで会ったんだろう?」と今までの記憶をたどってみても中々たどり着けない。第一、こんなに背骨が曲がっていたら忘れるはずもないよな。<br>「あらヤダっ、コウキも売れっ子でしょウ?週末なんて休んでる暇もないんじゃないのォ?ね~圭太?」<br>「どうせ僕は売れないゴーゴーですよ!」と急に振られた圭太は肩をすくめて笑った。<br>「コイツも内心はどう思ってんだろう?俺なんかよりずっとカズトと近かったと思うけど…意外といなくなって喜んでたりしてな」とネガティブな自分自身の気持ちのあり方にウンザリしそうになる。<br>俺ってマジでちっせえ。基本何でも悪く考えるきらいがあるよな。<br>みんながみんな自分と同じ気持ちではないことは理解しているよ。だけど、誰でも少なからず嫉妬心を持ってるもんだろ?<br>実際にカズトがスペシャルだったのは事実だけど、そのために仕事もだいぶ持ってかれたのもハッキリとした現実だよな。<br>本当に、今までどこに潜んでいたんだ?そう思うくらいカズトを見た最初の衝撃は大きかった。<br>アハハ、新木場のアゲハのフロアにいきなりとんでもないものが舞い降りたって感じかな。マジで度肝を抜かれたよ。<br>アゲハは五千人以上収容できる都内で一番大きい箱だった。元は物流の倉庫を改造したものらしいが、敷地の中に温水プールまで作ってある。<br>パチ屋が鳴り物入りで始めたもので、毎月末のゲイイベントは集客率が最も多い目玉イベントになっていて、もちろん外タレや、芸能のイベントも行われていた大箱だ。<br>が、だったーの過去形なのは、先週借地契約の満了でクローズしたばかりだったからだ。<br>そこで、二十人弱のゴーゴーはフロアを盛り上げるために下着一枚で踊る。オプションで、客はチケットを買って目当てのゴーゴーとキスとハグができる!と言うのが売りになっていた。<br>まあ、そのチップが俺たちのギャラになるんだけど、人気の有る無しは明確に表れるってわけだ。<br>あの時のこと、フロアから上半身裸になったカズトが突然ステージに上がってきた瞬間を、俺は今でも鮮明に思い浮かべることができる。<br>稀に外国人の酔った客が無理やり上がって来ることがあった。そんな時はセキュリティーが直ぐに下のフロアに引き戻していた。でも、カズトにはそれはまったく通じなかった!<br>セキュリティーも客も、ステージのゴーゴーさえも一瞬で惹きつけられて、何もできない状態になっていたから。フロアの全視線が一点に集中しているのがわかる。<br>アゲハにいる誰もがカズトの一挙手一投足に魅入られていたんだ。<br>「マジかよ…」と隣にいたベテランゴーゴーが思わず洩らした声を今でも忘れられない。<br>ゴーゴーたちは商売柄鍛えていたし、それなりのレベルの顔面偏差値をしていると思う。しかし、そんなもの関係なく全てを凌駕してしまう、強い存在感を隠さないでカズトは放出していた。絶対的なモノの前では他の奴らは単なるモブのようになってしまう。<br>たぶん、努力なんかでは埋まらない。そんな存在感。その時初めて痛感した。<br>なろうと思っても手が届かないものもあるのだ。カズトの並びにいる自分を酷く惨めなものに、現実はどうしようもないものだと、そこにいたゴーゴーたちは皆、突き付けられていたはずだ。<br>「眩し過ぎて正視できない!」そんな感じだ。<br>気づいたら、誰もが棒の様にステージに立ち竦んでいた。ゴーゴーたちは絶対的な魅力の前に、自分たちがどうしていいか分からなくなってしまったんだ。<br>でも、そんな周りの状況など気にも止めない風にカズトは踊っていた。<br>バルクがそんなにあるわけでもなく、どちらかと言えば身体全体に薄く脂肪が乗っていて、見方によってはポッチャリ気味の身体に汗がまとわりついてライトにチカチカと反射していた。<br>まだあどけない子供っぽさを残した表情が見る者に妙な安心感を抱かせる。それでいて、動きの一つ一つが妙に色っぽくて印象的だ。<br>アンバランスな感じが余計に想像力を掻き立てるのかもしれない。<br>「誰もが気になって目を離せない!」そんな魅力がカズトにはあった。<br>それでも俺は好きになれなかった!<br>いつでも、誰もが大事に扱っていた。本人はそれに気づかない的に天然な振る舞いが余計に俺をイラつかせた。<br>そんな俺の態度にもカズトはお構いなしになついてくる。無防備に絡んでくる。子犬みたいなやつだと思った。<br>その辺も本当に苦手だった。嫌いだった。<br>カズトを見てはイライラが止まらなかった。<br>本当に何も考えていないのかもしれない。例えば俺がワザと足を掛けてカズトが転んでも、足を掛けた俺のことを笑って振り向いて、その後も全然気にしないで全て無かったことのように接してくる。<br>「マジでムカつく!」そうだ!俺はカズトにムカついていた。<br>もう、怒りに近いほどの感情を抱いていたんだ。<br>宗がハッテンサウナの屋上から飛び降りて、隣のビルとの境界線の鉄柵に身体が突き刺さったまま逝った。<br>銛で突かれた魚のように、うつぶせでちょうど身体の半分をシルバーの柵が貫いて突出した赤い血の色に染まった先端が朝日に反射して光を放っていた。見ようによっては美しくもあったが、ヤッパ死体で。<br>俺は、うなだれた坊主頭の見慣れたシルエットに思わず目をそらしてしまったが、その画像を見てもカズトは大したリアクションを起こさなかった。いつもと同じ軽く口角を上げたアヒル口のままチョッと眉をひそめる!そんなものだ。<br>わざとらしくオーバーなリアクションを取られてもコッチが引くけど、何だろうな、人が死ぬことに関心が無いというか死ぬことも認めている?これ死んでんね。そりゃあ死ぬこともあるかもね?そんな感じの塩反応だった。<br>宗が死ぬ直前にカズトにラインメールを送ったと他のゴーゴーの一人が言っていたのを突っ込んでみても、これっぽちも反応しなかった。<br>忘れている。驚くくらい宗に関心がないんだ。<br>宗は抗うつ薬の飲み過ぎでヘロヘロだったと言われている。でも、本当はヤク中で精神もかなりヤバイ状態になっていた。周りもそれに気づいてはいるけど誰も口には出さない。そんな暗黙のルールが成立していた。<br>「やめろ!」と一言言えば良いだけなのに誰一人として言わない。<br>誰も真剣に止めない。俺たちは余計な嫌みは上手く言ってのけるのに肝心なところは言わない。言えない。<br>おおかたのゲイは他者との関係の持ち方に苦手意識を持っているはずだ。<br>よっぽど能動的に克服しない限り、社交的なそれこそ根っからオープンなタイプのゲイなんてほとんど見たことがない。<br>そう言う俺だって、初めて会った人と直ぐに仲良くなるなんてどう逆立ちしても無理な話だ。自分を強く大きく見せようと初対面で高圧的な態度なるのは、気が小さくて極力自分が傷つかないようにしたい反動でそうしてしまうんだ。<br>情けないけど本質はそんなものだ。相手の出方を恐る恐る探っていく感じで、中々腹を割ってお互いの距離を縮めることができない。自分でもまどろっこしいけどそういう性質だから仕方ない。<br>そのうえ、他人の気持ちより俺も含めて自分の気持ちが一番大事な未成熟で子供っぽいわがままヤツしかいない。見たことがない。<br>内心は素直に自分の想いを相手に伝えて受け入れて欲しいのに相手の気持ちを聞こうとはしない。まったくバランスが悪い。幼児並みだよ。<br>そのへんがカズトは違った。生まれながら愛されるようにできているからだろうか?<br>俺のようなおずおずとしたぎこちない気持の揺れなんて少しも感じさせない。どんなタイプとも最初からスムーズにコミュニケーションがとれる。<br>と、宗が飛び降りるまではそんな風に見えていた。<br>俺は、カズトが人懐っこくて他人との距離感が全くないタイプに思えていたからこそ、宗の飛び降りで余計に変な違和感を覚えてしまったんだ。<br>カズトが俺の予想通りの反応、こうするだろう的な予定調和な動きを示さなかったからだ。<br>少なくても最小限にしても、人の死に対する普通なリアクションがあんだろうと勝手に俺は決めつけていた。<br>今、あらためて考えてみてもカズトは宗にまったく何も少しも興味が無かったからで。カズトの本質は宗というより他人に何も関心をもっていない。<br>そうだ、他人を眼中にない。って、ことに気づいたんだ。<br>だから依存しない。する必要がない。興味が無いから相手の思惑を探る必要もない。<br>自分を守る壁がない分他人にとっては接しやすくなる。<br>カズトに人が寄っていくのはカズトに気持の余裕があるようにこちら側が勝手に勘違いするからなんだと。<br>俺みたいに自分の強い緊張が相手に伝わると相手も俺以上に疲れてしまうから、相互関係で両方がひたすら疲弊するっていう悪循環が俺に人が寄って来ない元凶だ。もちろん十分に分かってる。<br>俺がカズトにイラッとするのはカズトに憧れているからで。自分の性質がイヤでイヤでイヤでどうしようもなくて、それでもカズトみたいに皆に愛されたいと心の何処かで思っているからで。嫌いってことはそれだけカズトのことが気になるってことなんだと、本当は気づいてもいた。<br>カズトは俺がどう転んでも手に入れることのできない憧れの性質を持っているからだ。<br>「でっ、今更カズトに会ってどうしようというんですか?」と、本来の俺らしく相手の困ることを聞いてみたい、そんな意地悪な気持ちが湧いてくる。きっと、目の前のオッサンは少し困った顔をして軽くタメ息の一つでもつくんだろうな。<br>そんな他人の態度に俺はまた落ち込むと思うんだ。まじめか。<br> <br> つづく~

夜行バス
2025/07/08
ですけ

夜行バス

こんばんは、おはようございます、こんにちは。ですけです。日が落ちて風が吹くと少しだけ涼しいですね。

アンディ・ウォーホルの墓参り
2025/07/07
藤田哲平

アンディ・ウォーホルの墓参り

15の回ではアンディ・ウォーホルの墓参りに行った話をしました。

#106 みなとみらいは赤い靴シティだった!?
2025/07/06
Podcast「虎の威を借る狐」 #イヲカル

#106 みなとみらいは赤い靴シティだった!?

#虎の威を借る狐 は<br>#シニアフォーティー 同じ歳 #ゲイ のムコ(M)とりュウ(R)が<br>世の中のひと・もの・ことの威を借りてそこそこ真面目にそこそこ適当に<br>おしゃべりする #ポッドキャスト 番組です。

#107 ニアミスミートボールによろしく哀愁
2025/07/06
Podcast「虎の威を借る狐」 #イヲカル

#107 ニアミスミートボールによろしく哀愁

#虎の威を借る狐 は<br>#シニアフォーティー 同じ歳 #ゲイ のムコ(M)とりュウ(R)が<br>世の中のひと・もの・ことの威を借りてそこそこ真面目にそこそこ適当に<br>おしゃべりする #ポッドキャスト 番組です。

ぽしゃか
2025/07/06
ですけ

ぽしゃか

どうもこんばんは、おはようございます、こんにちは。ですけです。本当に暑い日が続きますね。みなさま体調は崩されていませんか。僕はこんなに暑いのにまだ蝉の声を聞いていないなあと思いながら、涼しい場所で過ごしています。

Pride Monthが過ぎて ── 「LGBT」が“特定の文脈で語られがち”なことへの違和感
2025/07/05
ライオのブログ

Pride Monthが過ぎて ── 「LGBT」が“特定の文脈で語られがち”なことへの違和感

こんにちは、ライオです。<br><br>先月はPride Monthでした。毎年この時期になると、当事者としていつも感じるある“違和感”について、改めて言葉にしておきたいと思います。